クッションフロアのおすすめポイント
簡単で安く、おしゃれな部屋に!
賃貸の床の傷つき防止に
床色を部屋のインテリアにあわせられる
塩化ビニル樹脂製でクッション性があるロールシート(長尺シート)状の床材です。
厚みは1.8〜3.5mm程度のものが一般的で、木や石、タイルなどをリアルに表現した模様や色の種類が多数あり、デザイン性も豊富です。
表面がビニルなので耐水性が抜群で、油汚れに強く、メンテナンスもかんたん。表面の凹凸により滑りにくいので、洗面所やトイレ、キッチンなどの水まわりに適しています。また、発泡層により遮音性、衝撃吸収性などにも優れています。抗菌、消臭機能などの製品もあり、さまざまな生活シーンで幅広く使われています。
ハサミやカッターで簡単にカットでき施工もしやすく、リフォームにも最適な床材です。
新聞紙
2〜3部あると失敗した時にも安心です
鉛筆
クッションフロアの裏面に線を引くため、シャーペンなど細い芯ではなく鉛筆やボールペンがおすすめ
マスキングテープ
大きめの巾が貼りやすくてオススメ
(※今回は14mm巾×18mを使用)
両面テープ
大きめの巾が貼りやすくてオススメ
定規
クッションフロアの裏面に線を引くために必要なため、長めがオススメ
はさみ
メジャー
敷きたい場所のタテ・ヨコの寸法をメジャーで測ります。
⇒必要量(m数)の計算はこちらを参考にしてください。
【両面テープ&マスキングテープで床DIY編】
Step.1
まずは、新聞紙で型紙を作成します。
新聞紙は広げずに1枚が半分に折られている状態で使います。
折られている状態のほうが、ペラペラにならずに下描きがしやすく扱いやすいです!
新聞紙は裏面補強のために裏面3か所(右端・真ん中・左端)にマスキングテープを貼ります。
次に新聞紙と新聞紙を貼り合わせます。
※新聞紙は、開きのある方向を同じにして敷き詰めるのがポイントです。
1枚ずつ隙間なく敷いて裏面をマスキングテープで貼り合わせ、表面は四方にマスキングテープを貼り合わせていきます。
部屋の出っ張りなどの箇所は、新聞紙を小さく折りたたんで角に合わせて貼り合わせていきます。(※小さく畳んだ箇所にも四方にマスキングテープを貼り合わせましょう)
新聞紙の貼り合わせが終わり、型紙ができました。
この型紙を使って、クッションフロアの裏に型通りの線を引いていきます。
表面は四方に貼り合わせているため、持ち上げたときにペラペラにならずに扱いやすくなります。
Step.2
クッションフロアは柄が下になるように敷いておきます。
裏返した型紙をクッションフロアの上に置きます。
(※型紙を裏返さないと、クッションフロアを敷くときに左右が反転するため、忘れないように注意!)
型紙は、クッションフロアの端が綺麗にカットされている部分に合わせておきます。
型紙とクッションフロアの端がずれないように、軽くマスキングテープで留めておくと◎
型紙に沿って、長めの定規と鉛筆(又はボールペン)で線を引いていきます。
型紙がずれないように、慎重に引いていきましょう!
線が引き終わったら、はさみでクッションフロアを切ります。
チョキチョキ切るより、刃を固定しながらスーッと切るのがオススメです。
Step.3
【順序】
1. 床にマスキングテープを貼る
↓
2. マスキングテープの上に両面テープを貼る
賃貸の場合、原状回復のため床にマスキングテープを先に貼ります。
この時、隅のギリギリにマスキングテープを貼ってしまうと、敷いた後の隙間などからマスキングテープが見えることもあるので見栄えが悪くなってしまいます。
次に、マスキングテープの上に両面テープを貼ります。
これを、各隅やクッションフロアがズレそうな場所に貼っておきましょう。
※両面テープを直接床に貼ってしまうと、両面テープを剥がす時に床に跡が残る場合があります。
必ず、マスキングテープの上に両面テープを貼りましょう。
両面テープのはくり紙を剥がし、手で空気を外側に押し出しながらクッションフロアを敷いていきましょう。
綺麗に敷き終わったら完成です!
両面テープとマスキングテープで貼るクッションフロアの施工方法については、メーカーの推奨する施工方法ではありません。
あくまでも、賃貸で原状回復できるようにするための方法となります。
両面テープとマスキングテープで施工した場合、広い部屋を施工した時にクッションフロアどうしのつなぎ目(ジョイント)が目立つ場合があります。
マスキングテープを床の保護のために貼った場合でも、マスキングテープを剥がした時にテープの跡が残る場合もあります。予めご了承ください。
両面テープの種類、クッションフロアの種類により両面テープがクッションフロアの裏面に貼りつかず施工が出来ない場合もございます。
クッションフロアは有償サンプルのご用意が可能ですので、事前にお手元でご確認をお願いいたします。
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